『印刷/版画/グラフィックデザインの断層 1 9 5 7 - 1 9 7 9』 国立工芸館
国立工芸館 『印刷/版画/グラフィックデザインの断層 1 9 5 7 - 1 9 7 9』 2023/12/19〜2024/3/3 右:井田照一『The Spy Surrounds the Spy』 1974年 京都国立近代美術館蔵 国立工芸館にて『印刷/版画/グラフィックデザインの断層 1 9 5 7 - 1 9 7 9』が開かれています。...
View Article『宮永愛子 詩を包む』 富山市ガラス美術館
富山市ガラス美術館 『宮永愛子 詩を包む』 2023/11/3~2024/1/28 「変わりながらあり続ける」をテーマに活動を続ける現代美術家の宮永愛子は、ナフタリンや樹脂、ガラスの彫刻などを用いた作品を手がけ、国内外の展覧会にて発表してきました。 その宮永の富山市ガラス美術館での個展が『詩を包む』で、水や空気、そして歴史を内包するというガラスの新作のインスタレーションなどを展示していました。...
View Article『柳宗悦唯一の内弟子 鈴木繁男展―手と眼の創作』 日本民藝館
日本民藝館 『柳宗悦唯一の内弟子 鈴木繁男展―手と眼の創作』 2024/1/14〜3/20 日本民藝館にて『柳宗悦唯一の内弟子 鈴木繁男展―手と眼の創作』が開かれています。 1914年に静岡市にて金蒔絵師の次男として生まれた鈴木繁男は、幼少期より父から漆芸について多くを学ぶと、二十歳の頃に柳宗悦の『工藝の道』を読んで感銘を受けました。...
View Article『建立900年 特別展「中尊寺金色堂」』 東京国立博物館
東京国立博物館 本館特別5室 『建立900年 特別展「中尊寺金色堂」』 2024/1/23~4/14 東京国立博物館 本館特別5室にて『建立900年 特別展「中尊寺金色堂」』が開かれています。 今回の展覧会で最大の見どころは、金色堂の中央壇の壇上に安置された国宝の仏像11体が公開されていることで、いずれも独立した展示ケースに入れられているため、360度の角度から鑑賞することができました。...
View Article2024年2月に見たい展覧会【池大雅/アブソリュート・チェアーズ/マティス 自由なフォルム】
関東では比較的暖かい年明けとなりましたが、1月の後半からは冬らしい寒空の日が続いています。 2月は意外にも数多くの展覧会が開幕する時期です。今月に注目したい展覧会をリストアップしてみました。 展覧会 ・『恵比寿映像祭2024 月へ行く30の方法』 東京都写真美術館(2/2~2/18) ・『うるしとともに —くらしのなかの漆芸美』 泉屋博古館東京(1/20~2/25) ・『Seed 山種美術館...
View Article東京国立博物館にて『本阿弥光悦の大宇宙』が開かれています
室町時代末期の京都に生まれた本阿弥光悦は、刀剣鑑定の名門家系だった本阿弥家において優れた目利きの力量をもつと、書の名人としても活躍し、漆芸や陶芸、出版など多様な造形にてマルチに才能を発揮しました。 『本阿弥光悦の大宇宙』会場入口。手前は国宝『舟橋蒔絵硯箱』(本阿弥光悦作 江戸時代・17世紀 東京国立博物館 注:プレス内覧会時に主催者の許可を得て撮影。会期中の特別展示室内は撮影ができません。...
View Article『女性画家たちの大阪』 大阪中之島美術館
大阪中之島美術館 『決定版! 女性画家たちの大阪』 2023/12/23〜2024/2/25 約100年前の大阪では多くの女性の日本画家が存在し、東京や京都での男性が中心を担っていた当時の美術界においても、女性日本画家の活躍の観点からは他都市に引けを取ることがありませんでした。 そうした近代大阪での女性の日本画家の活動に焦点を当てたのが『決定版!...
View Article『マリー・ローランサン —時代をうつす眼』 アーティゾン美術館
アーティゾン美術館 『マリー・ローランサン —時代をうつす眼』 2023/12/9~2024/3/3 マリー・ローランサン『女と犬』 1923年頃 石橋財団アーティゾン美術館 20世紀前半に活躍したマリー・ローランサンは、柔らかな曲線やパステルカラーによる独自の画風を確立すると、自作詩や舞台装置や衣裳のデザインなども幅広く手がけました。 そのローランサンの制作を紹介するのが『マリー・ローランサン...
View Article『円空―旅して、彫って、祈って―』 あべのハルカス美術館
あべのハルカス美術館 『あべのハルカス美術館開館10周年記念 円空―旅して、彫って、祈って―』 2024/2/2~4/7 『護法神立像』 1685(貞享2)年頃 岐阜県・千光寺 江戸時代初期の僧・円空は、修験僧として旅を続けながら神仏を彫り続けると、優しい微笑みをたたえたり、また怒りの相を表す諸像は、当時の人々だけでなく多くの現代人の心も惹きつけてきました。...
View Article『ジョージ ホイニンゲン=ヒューン写真展』 シャネル・ネクサス・ホール
シャネル・ネクサス・ホール 『Master of Elegant Simplicity ジョージ ホイニンゲン=ヒューン写真展』 2024/2/7~3/31 1900年にサンクトペテルブルクに生まれ、10代の頃にロンドンからパリへと移住した写真家のジョージ ホイニンゲン=ヒューンは、『ヴォーグ』誌などにてファッション写真を手がけると、戦後にはハリウッドへ移り、映画業界でも活躍しました。...
View Article『マティス 自由なフォルム』 国立新美術館
国立新美術館 『マティス 自由なフォルム』 2024/2/14~5/27 ヴァンスのロザリオ礼拝堂(内部空間の再現) フランスの芸術家、アンリ・マティスは、フォーヴィスムの中心人物としてパリで頭角を現すと、後半生の大半を過ごしたニースではモデルやオブジェを精力的に描きながら、色が塗られた紙をハサミで切り取り、紙に貼り付ける切り紙絵に取り組みました。...
View Article2024年3月に見たい展覧会【福田平八郎/木村伊兵衛/内房総アートフェス】
今年の冬の関東は暖かい日が多く、私の地元でも河津桜が例年よりも早く見頃を迎えました。 3月は春のシーズンに向けて多くの展覧会がスタートする時期です。今月に見たい展覧会をリストアップしてみました。 展覧会 ・『魅惑の朝鮮陶磁/謎解き奥高麗茶碗』 根津美術館(2/10~3/26) ・『VOCA展2024 現代美術の展望—新しい平面の作家たち—』 上野の森美術館(3/14~3/30) ・『中平卓馬...
View Article『アブソリュート・チェアーズ』 埼玉県立近代美術館
埼玉県立近代美術館 『アブソリュート・チェアーズ』 2024/2/17~5/12 石田尚志『椅子とスクリーン』 2002年 1982年の開館時から近代以降のデザイン椅子を収集してきた埼玉県立近代美術館は、椅子を館内に設置するだけでなく、教育普及事業や展覧会の開催を通して椅子の魅力を発信し続けてきました。...
View Article『ガラスの器と静物画 山野アンダーソン陽子と18人の画家』 東京オペラシティアートギャラリー
東京オペラシティアートギャラリー 『ガラスの器と静物画 山野アンダーソン陽子と18人の画家』 2024/1/17~3/24 スウェーデンを拠点とするガラス作家・山野アンダーソン陽子のガラス作品を中心に、日本やドイツのアーティストによる静物画や写真を紹介する展覧会が、東京オペラシティアートギャラリーにて開かれています。 それが『ガラスの器と静物画...
View Article『マツモト建築芸術祭 2024 ANNEX』 旧松本市立博物館 (メイン会場)
旧松本市立博物館 (メイン会場) / 新松本市立博物館 / 信毎メディアガーデン 『マツモト建築芸術祭 2024 ANNEX』 2024/2/23~3/24 旧松本市立博物館(中島崇 展示作品風景) 長野県松本市の旧松本市立博物館(メイン会場)にて、「マツモト建築芸術祭 2024 ANNEX」が開かれています。 米谷健+ジュリア 展示作品風景 これは「名建築に アートが住み着く...
View Article『須藤康花―光と闇の記憶―』 松本市美術館
松本市美術館 『須藤康花―光と闇の記憶―』 2023/12/9〜3/24 須藤康花『夢幻2』 1978年に福島県に生まれた画家の須藤康花(すどう・やすか)は、幼少期にネフローゼ症候群を発症して入退院を繰り返しながら描くことに集中すると、多摩美術大学に進学して版画を研究するも、2009年に30歳という若さにて亡くなりました。...
View Article『進撃の巨匠 竹内栖鳳と弟子たち』 福田美術館
福田美術館 『進撃の巨匠 竹内栖鳳と弟子たち』 2024/1/18~4/7 竹内栖鳳『南支風光』 1938年 1864年に京都に生まれた竹内栖鳳は、先人たちの日本画の技に西洋の技法などを取り入れた自らの芸術を確立すると、京都画壇を代表する画家として活躍しました。 その竹内栖鳳と弟子たちに着目したのが『進撃の巨匠...
View Article『第27回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)』 川崎市岡本太郎美術館
川崎市岡本太郎美術館 『第27回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)』 2024/2/17~4/14 村上力『學校』 特別賞 今年で27回目を迎える『岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)』が、川崎市岡本太郎美術館にて開かれています。 今回は621点の応募のうち22組の作家が入選し、専門家諸氏の選考を受け、岡本太郎賞以下、岡本敏子賞、そして過去最多の10組の特別賞が決まりました。...
View Article2024年4月に見たい展覧会【板倉鼎・須美子/青山悟/ダリ】
今年は関東でも桜の開花がずれ込み、久しぶりに4月に入ってから見頃を迎えました。 4月は主に中旬から下旬にかけて多くの展覧会がスタートします。気になる展覧会をピップアップしてみました。 展覧会 ・『生誕120年 安井仲治 僕の大切な写真』 東京ステーションギャラリー(2/23~4/14) ・『生誕150年 池上秀畝—高精細画人—』 練馬区立美術館(3/16~4/21)...
View Article2024年5月に見たい展覧会【犬派?猫派?/吉田初三郎/TRIO】
4月は諸事情により一ヶ月ほどブログの更新を休ませていただきました。いかがお過ごしでしょうか。 GWも後半に入って遠出をされている方も多いかもしれません。東京から日帰り圏内で楽しめる5つの美術館についてFIGARO.jpにまとめました。お出かけの参考にしてくださると嬉しいです。 「ゴールデンウィークは、アートに触れる休日を。」madameFIGARO_jp 【新着】...
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